お風呂の窓がいらないと思う5つの理由

お風呂に窓をつけるか悩んでいませんか?

現在新築住宅を考えている方でお風呂に窓をつけるかつけないか悩んでいる方は結構多いのではないでしょうか?下記のような悩みを自分たち家族も持っており非常に悩む部分ではありました。結果、窓は採用しなかったのですがその理由を解説していきたいと思います。

林子

お風呂の窓っているのかなぁ?

林太郎

カビが生えやすいから換気が出来たほうがいいんじゃないの?

林子

でも住宅街だし、覗きとか心配事が増えるよね…。


林太郎

確かにそうだね、我が家には女の子もいるし心配ではあるね。

結論、お風呂の窓は不要 5つの理由

1.防犯上の心配がある

山奥の別荘地の家であれば話は別ですが、基本みなさん住宅街に家を建てると思います。我が家は北側にお風呂があるのですが、大通りに面しており、人通りも多いので、窓があるとなんとなく防犯面においていらない心配が増えると考えました。

人通りが多く見通しが良いので逆に怪しい人がいれば目立つのでそこまで心配はないかと思いますが、落ち着いて入れるかというとそうではありません。

2.カビ対策は換気扇で十分

お風呂に窓がないとカビが生えるという心配がありますが、現在のお風呂の換気能力であれば根の深いカビはあまり生えないと考えています。実際賃貸物件を3軒住んだことがありすべて窓なしの物件でしたが、大きなカビが生えることはありませんでした。

むしろ窓があることによって段差ができ、そこに水が溜まったりするのでカビの発生しやすい条件が増えるかと思います。可能な限り平らな面にしてさっと水で流せるようにしてしまえば、経験上よほど掃除をさぼらなければ大丈夫です。

24時間換気をまわしておけば多少水が溜まっていても数時間で乾くので基本的には大丈夫。

ちなみに我が家はなるべく壁面を平らにするために、シャンプー置き棚もなくしてもらいました。壁に直接つながっているのはタオル掛けくらいですね。

3.お風呂に解放感、それ本当にいるの?

解放感のあるお風呂がいいなーなんて夢見がちですが、それって本当にいりますか?お風呂に入るのはほとんど夜ですよね。

窓があって外が明るくて初めて解放感を感じられると思うのですが、外が暗ければ窓があってもなくても一緒です。解放感に差があるようには思えません。

むしろそれならお風呂自体を広くしたりするのにお金をかけたほうが得られる満足感が高いのでは?と思います。

4.窓があると確実に冬の入浴が寒くなる

やはり窓というのは熱が逃げていく存在です。実家の風呂には結構大きな窓があるのですが冬はめちゃくちゃ寒いです。

25年くらい前の住宅なので当時は窓を開けての換気が基本だったのでしょうか、今当たり前の24時間換気の機能もついていませんでした。

今は浴暖もつけて暖かく出来ているのですが、窓は必要なかったなと冬の実家の風呂に入るたびに思います。

現在は窓の性能も上がっているためそこまでの寒さは感じないでしょうが、窓の近くでは必ず冷気を感じるでしょう。

5.窓があることによるコストアップ

窓をつけるには追加でコストがかかります。大体5~10万はかかってくるでしょう。意外とお値段が高くつくので、ただなんとなくあったほうが良いかなぁと思っている方は思い切ってなくしてしまいましょう。今一度本当に必要かどうか自分の生活環境に合わせてご家族で話し合ってみてはいかがでしょうか。

窓不要派の住友林太郎がもしどこかに窓をつけるなら

もし窓不要派の自分がどこかに窓をつけるとするなら、どこにつけるか考えてみます。

条件としては、

1,防犯面の心配がない

2.日々のメンテナンスの手間が少ない

3.冷気を直接感じにくい

そんな場所につけたいと思います。

結論としては、

風呂上部に高所用横長の横滑り出し窓を取り付ける

風呂の上部に細長い窓を取り付けることによって盗撮や覗きなどをするには位置が高くてハードルが上がる、なおかつ人が侵入出来るような窓ではない。

また、風呂の高所にあるため水しぶきが飛びづらく、水滴がたまりづらい。その上窓との距離が取れるため冷気を直接感じにくいのではないでしょうか。

どうせ窓を設置するなら採光をより取れたほうが良いと思うので高い位置の横長であればかなり採光もとれて解放感を感じられるのではないでしょうか。

以上の理由から、防犯面、メンテナンスのしやすさ、冷気の問題を解決してくれて、なおかつ解放感もより得られることが出来る高所用横長の横滑り出し窓をつけます。

風呂よりまずは脱衣所に窓をつけるべき

我が家の場合は風呂に窓はつけませんでしたが脱衣所に窓は付けました。子供や奥さんがそこで化粧をする可能性もあるので太陽光を入れたいとのことでした。

また風呂場のカビは取りやすいですが、脱衣所内は壁紙とかもあるのでそこがカビてしまう心配があるからです。壁紙の継ぎ目の部分はよく接着剤の部分からカビが生えてくることがあります。

脱衣所も風呂場同様に湿度の高い場所であり、壁紙にカビが生えてしまうとなかなか取りづらいので、個人的には風呂場よりむしろ脱衣所の方が窓は必要だと思います。

まとめ

現在の住宅事情では基本窓をつけることによるメリットが少ない。

日中に風呂に入ることが多いご家庭、近くに住宅のない家や自然の中にある家など窓をつけてより解放感が得られる場合はつける価値はあるかもしれません。

基本的には24時間換気で十分換気できると思いますので、換気の問題より防犯上の理由、日々のメンテナンス、風呂を使用する時間に窓をつける効果が得られるかどうかに重きを置いてご家庭の生活スタイルを鑑み、総合的に判断するのが良いでしょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA